精霊たちのいる場所  「夏の邸宅」展

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木から生まれた精霊たちの、夏の美しい邸宅での夜会。
東京都庭園美術館で行われている「船越桂 夏の邸宅」展はたいへん贅沢で美しい展覧会でした。
アールデコの装飾が施されたセピア色の部屋に静かに佇む彫刻たち。
大きな部屋には3体ほど、小さな部屋には1体ずつ展示された等身大の彫刻は、まるで邸宅のアルジのごとき様相を呈して。
書架の中に佇む男性、浴室に立つ女性。
そんな光景を目に出来るなんて、本当に豊かな体験です。
船越氏のドローイングの素晴らしさも初めて知ることができました。
「創る」ということに捧げられた作家の膨大な知性と技とそして時間を観ているような、そしてこの展覧会を企画した方々の精神の柔軟性に感謝したくなるような、鮮やかな展覧会でした。
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by chatnoirN | 2008-07-23 08:11 | 場所