ドヌーブというひと

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好きな女優さんをあげるとしたら、カトリーヌ・ドヌーブは必ずリストに入ります。
「シェルブールの雨傘」「昼顔」「「終電車」「8人の女たち」etc.
様々な女性を個性豊かに演じて来た人。
サンローランのミューズであり続けた人。
バディムやマストロヤンニに愛され、二人のこどもをシングルマザーとして育てた人。
そして、66歳の今でも常に新しい役に挑戦し続けている人。

先日憧れの女性の話を身近に聴く機会に恵まれました。
3月8日の「国際女性の日」にちなんだ映画会でのトーク。
その美しさと賢明な受け答えにあらためて彼女の魅力を知り、たくさんの示唆をもらった気がします。
以下、私がもっとも好きだった言葉です。

未婚の母として教会から非難されながらも意志をまげずに来たことについて。
「私は結婚の是非について闘ってきたつもりは少しもありませんし、これからも
そういう問題に対して先頭にたって意見を言うつもりもありません。私の個人的
な理由でそういう形を選んだというだけです。私は私の感じるように自分の道を
選んできました。だって、人生は一度きりしかありませんから」
by chatnoirN | 2010-03-02 16:36 | 映画