「森と糸」展 六本木MUJI

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結城伸子さんの
「森と糸」展をミッドタウンのMUJIに観に行きました。
森のものを使ってオブジェを作っていらっしゃるその姿勢に惹かれていました。
会場はBOOKコーナーにつくられていましたが、他の商品との境目が無く(主催者の意図だとは思うのですが)、作家さんの個性が少しぼやけてしまっていてもったいなかったかしら。
それでもうれしくて数点連れ帰りました。
写真はどんぐりの実と古い切手、コインを組み合わせたもの。
箱もとてもきれいです。
りすの銅貨はノルウェイ(1958〜72)、小鳥の硬貨はイギリス(1949〜52)。




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こちらはアイルランドの野うさぎニッケル硬貨(1928〜1968)とアメリカの切手(1978)。
アンティーク糸巻きを使った小物や編み物小物もかわいらしものがありました。
標本という視点でものを作る。
生きて来たものの懸命な形をみつめる、そして触れる。
今、勝本まさるさんや結城さんのように「理科室」的なアートの取り組みが注目されています。
人間の五感の回復。
なにかしら、思い出して行く事。
by chatnoirN | 2009-11-18 10:34 | オブジェ