伊丹十三さんの本

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久しぶりに伊丹十三さんの本を読みました。
SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERのブログで紹介されていた「SPBS ベストセラーランキング2009!」で2位にあげられていて懐かしく思いましたので。
それと同時に何故今この本が読まれているのかを知りたくも思いました。




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読んでみて思ったこと。
ありふれた言葉ですが、伊丹十三さんは素敵な人だったということ。
自分の感覚を研ぎ澄まして、演技はもちろん「生きる」ということ全般に好奇心旺盛で、どの分野においてもその「核」を掴む名手であったのだとあらためて感じました。
あとがきに関川夏央さんが述べておられるように「本当に優しい人」でいらしたのでしょうね。
今、若い人たちが人生の先輩と対話するようにこの本を手に取っているのではないでしょうか。
こういう時代だからこそ本物の「かっこよさ」に惹かれるのだと思います。
頑張れ、若い人たち!
by chatnoirN | 2010-03-09 18:58 |