古物
古物店内をくるりとまわる。
その途中手にしたものの中で確実に温度が違う物がある。
それは連れ帰るべきもの。
写真の小さなミルクピッチャーともそんな出会いをしました。
傷だらけになりながら、それでもよくがんばって。
あなたの奏でる音楽を毎日きかせてほしい。
この器は高さが3cm。
持ち手の細工が素朴でいい。
ラインすらも美しくて。
古物の味わいを教えてくれるあなたに、私の「買うこと」への躊躇はあっけなく消え去ってしまいました。
by chatnoirN
| 2009-10-24 22:30
| 道具