梅ジャムと「もののはずみ」
お店をやっていた時のお客様Kさんと青山を楽しく散策して帰宅しましたら、やはりお客様でいらしたSさんから贈り物が届いていました。
その中の一際うれしいお品もの。
手作りの梅ジャム。
閉店後もお客様に心をかけていただけること、それはお商売をやって来た者にとっては何物にも勝るよろこびです。
murmureさんが勧めていらした堀江敏幸さんの「もののはずみ」を読んで納得したことがありました。
古物を売るということは物語をシェアすること。
ですから、お客様の元で古物たちが紡ぎ続けているあたたかい物語が今も私をしあわせにしてくれているのでしょうね。
ほんとうに古物を扱わせていただけて良かったと思います。
感謝をこめて。
by chatnoirN
| 2009-06-06 09:16
| 食べるもの