Rod Stewart
12日夜、武道館へ行ってまいりました。
Rod Stewartのコンサートへ。
当日は朝から落ち着かず、急にお腹が痛くなってはこまるからなどと食べる物も節制して体調をキープ。
久しぶりに念入りにメークをして!
大学時代、ロッドのLP(懐かしいでしょ!)が欲しくてバイトにいそしんだ私。
結婚してから初めて行った公演で期待通りの彼の歌に感動。
それからずっとずっとファンを貫いて。
今回は幸運なことに前から4番目の席。
ロッドはあいかわらず素敵でした!
ツアーのメンバーともとても息があって、素敵なエンターテイメントを披露してくれました。
ショーマン精神を発揮するロッドは本当にチャーミング!
私も周囲の白髪まじりの「かつての若者」ファンの方たちと一緒に青春時代へワープして多いに盛り上がったのでした。
なつかしい曲を聴きながら、一緒に口ずさみながら、次第に心はまだ純粋だった「あのころ」へ。
なんだか珍しく胸が熱くなって。
音楽は不思議です。
ちょうど待ち時間用にバッグに入れて行った『夢のある部屋』で澁澤龍彦が紹介していたホイジンガというオランダの哲学者の言葉が目に留まりました。
「音楽は人間の遊戯能力の、最高の、もっとも純粋な表現である。そこには何ら実利目的はない。ただ快楽、解放、歓喜、精神の昂揚が、その効果として伴っているだけである」
至極納得。
写真はバイオリンやバンジョーを担当していた美しい女性。
彼女のやさしい微笑みはその夜のコンサートをさらに楽しく忘れられないものにしてくれました。
まるで音楽の神様が差し向けたミューズのようで。
私も2時間ずっと笑顔のままでしたので、地下鉄に乗る時に普段の顔にもどるのが大変でした…。
by chatnoirN
| 2009-03-14 00:45
| 音